アレルギーとたたかうセラピスト
及川文宏より
日本アレルギーリハビリテーション協会
アレルコア
福のしま研究会
 YouTubenoteでは、アレルギー疾患に対する理学療法についてお伝えしています。
 

構造が『自由に動く』を作る

やっぱりそう思う。
クライアントの身体的な問題を突き詰めていくと
(シンプルに捉えていくほど)

【自由に動かないこと】

が原因だと感じる。
画像1
 
筋、骨、靱帯、膜、神経、血管、臓器などの身体の中で絡み合う組織がお互いに協調して働くためには、
それぞれの器官が自由に動く可動性
が求められる。
 
スクリーンショット 2020-02-13 午前10.08.09

【体が元気になるための原則】


構造が『自由に動く 』を作る

身体の機能が正常に働くには、身体内の構造(内蔵や脳神経を含む)が
『自由に動くこと』が必要だ。
一つの器官の位置的な動きだけではなく、器官自体の動き(軟らかさ)も必要

※注意!

意図的に動きを制限していることもある。
人によっては、以下の方法(動きを制限すること)で組織の損傷を予防している場合があるので、その際には、無闇に動かすと悪化する場合があるので注意。
・筋・筋膜などを硬く緊張させる
・関節の動きを狭い範囲に制限する
・呼吸を浅くする

例)皮膚の傷がある時に周りの筋や皮膚の動きを制限することで、皮膚の回復を早めようとしていますよね。
 
a)動きの制限 → 構造の制限 → 機能の制限
この場合には、迷いなく動きや構造の制限を取り除く介入をするべき!
 
b)組織の損傷 → 動きの制限 → 構造の制限 → 機能の制限
この場合には、組織の損傷を守るための動きの制限だから、組織の損傷の回復を待つ必要がありますね。具体的な戦略としては、組織の損傷を引き起こさない部位への間接的な介入をしていく。二次的、三次的な問題を最小限に留める介入を行う必要がありますね。
『身体内の器官が協調して働きやすい環境』
をつくる手伝いをすることが自分の介入の方向性と考えている。
痛みやアレルギーなどの症状をもつクライアントに向かい合う時、常にこの原則を念頭において、介入するようにしている。
ちなみに…
この原則は、「こころ」にも適応すると思っている。
この器官の硬さはなかなか取るのが難しい…苦笑
最後まで読んでくださってありがとうございます?
 
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