じんましんが出にくい身体にする3つの秘訣
アレルギーとたたかう
セラピスト及川より
最初に
蕁麻疹の出にくい身体にする
「3つの秘訣」
をお伝えします。
①汗をかく機会を増やす
②汗をゆっくりじんわり出す
③汗を全身から出す
です。
蕁麻疹の出にくい身体にするためには、
「汗のかける身体」
「体温調整のできる身体」
これが重要であると感じています。
なぜ
汗が重要かは
前回までの以下のブログをご覧ください。
「じんましんの出る人の共通点」
「じんましんが出た時にすべきこと」
「じんましんの出る3つのタイミング」
今日は、
蕁麻疹の出にくい身体にするために
「汗のかける身体」
をどのように作っていくかという話をします。
汗をかいて、
熱くなった体温を
低下させるという
体温調節の役割は
とても重要です。
蕁麻疹が出やすい方は
熱がこもってしまっている
ことが多いからです。
じゃぁ、どうすれば
汗をかいて体温調節できる身体
になれるのか?
一番最初にお伝えした
3つの秘訣を
少し詳しく説明したいと思います。
①汗をかく機会を増やす
これは、単純ですよね。
そのままです!
ただし、汗をかく機会といっても
いきなり走ったり激しいスポーツを
しろってことではないです。
これからの時期であれば、
家の中で、
ストレッチやラジオ体操などを
するだけも運動を普段していない方
にとっては、十分な運動です。
②汗をゆっくりじんわり出す
急激にたくさんの汗を出すと
汗腺の働きが不十分な状態で
汗が外に溢れてしまうため、
出た汗が皮膚に悪影響を
与えてしまう場合があります。
したがって、
体温を徐々に上げていって
じんわりかく汗が理想的です。
③汗を全身から出す
汗のかき方に偏りがある方は
蕁麻疹や皮膚の症状の出方にも
身体の中で偏りがある患者さんが
多いです。
このような場合には、
汗の出にくい部分の動きを
多くする運動を行ってください。
3つをまとめた効果的な運動としては、
・ストレッチ
・ヨガ、太極拳、ラジオ体操など
・ウォーキング
・岩盤浴、サウナ
これらのものを
今までの運動歴に合わせて
行うのが良いです。
これらのものを行う際に
汗のかきにくい部分を
重点的に動かして
血流を良くし
汗をかきやすい環境を整えてください。
こうすることで、
蕁麻疹の出にくい身体
にしていくことができます。
ぜひ、継続してやってみてください。
注)運動誘発の蕁麻疹もありますので、そのような経験や心配のある方は、主治医とご相談の上に行ってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
及川文宏