汗の役割

2016年

08月10日

カテゴリー: アトピー性皮膚炎

「汗をかくのはなぜ?」

 

汗をかくと

・顔がテカテカしたり

・服が汚れたり

・臭いが気になったり

と日常生活において、

あんまり良いことは無いですよね。

 

ただ、なんとなく、

汗をかかないということも

健康にとっては

良く無い感じもしますよね。

 

今回は、

汗をかく必要性

をお伝えしたいと思います。

 

そもそも

 

汗にはどんな役割が

あるのでしょうか?

 

【汗の役割】

1.水分の保持

2.皮膚の温度調節

3.抗菌成分の供給

 

前回のブログ
「アトピーの人は汗をかきにくい!」
では、汗の役割について
この3つを挙げました。

 

今回のブログでは、

もう少し細かいところを

お伝えします。

 

汗の役割としては、

・汗の中には、尿素や乳酸など保湿作用のある成分も含まれています。

・汗は、感染防御に関わっている免疫グロブリンや抗菌ペプチドなど、各種サイトカインも多く含まれます。

・過剰な塩分を除去する排泄器官でもあります。(皮膚表面で、塩分を再吸収する仕組みもあります。)

・手のひらに適度に汗をかくことで、摩擦力を高め、滑りにくくしています。

・汗をかくことで、皮膚表面の微生物や細菌を洗い流すことも助けます。

このようなものが挙げられます。

 

また、

汗腺は、

・エクリン汗腺

・アポクリン汗腺

の二つがあります。

汗腺の模式図
出典:やさしい自律神経生理学 鈴木郁子(編著)

 

[エクリン汗腺]

・ほぼ全身に分布
(おでこ、脇、手のひら、足裏に多い)

・体温調節の役割と果たしている

・出る汗の99%は水分、残り1%に塩分、尿素、アンモニアが含まれる

・においはほとんど無い
(エクリン汗腺からの汗には塩分が含まれているので、皮膚の常在菌が繁殖しにくく、臭いも発生しにくい)

・こんな時にエクリン腺から汗が出ます
◯気温が高い時や運動したとき
◯緊張したときや驚いたとき
◯辛いものや熱いものを食べたとき

 

[アポクリン汗腺]

・限られた場所のみに存在する
(耳の中、脇の下、乳輪、陰部周辺、肛門周辺など)

・白っぽい色

・粘り気あり

・アンモニア、たんぱく質、脂質、ピルビン酸、糖質、鉄分などが含まれる

・汗自体にはほとんどにおいが無いものの、汗に含まれる上記の成分を皮膚に存在する常在菌が分解することによってにおいが発生する

 

汗腺の分布は以下の通り

汗腺分布

 

 

汗には、以上のような役割があり、

二つの種類の汗腺によって分泌されています。

 

次回は、

アトピー性皮膚炎にとって

「良い汗ー悪い汗」

についてお伝えします。

 

このような症状でお困りの方へ

施術予約はこちらから

  • お電話でのご予約
  • WEB予約はこちら
Top
Responsive Menu Image Responsive Menu Clicked Image